main

ジーン・シュルツ&ペイジ・ブラドック来日!「SNOOPY MUSEUM TOKYO」への想い!

「ピーナッツ」ファンの聖地、日本に誕生!
オープン記念展は「愛しのピーナッツ。」

sub

sub3sub4sub3チャールズ M. シュルツ美術館(米カリフォルニア州)、世界初のオフィシャルサテライトとなる「スヌーピーミュージアム」が、4月23日(土)東京・六本木でオープンした。それを記念して、故チャールズ M. シュルツの妻であり、チャールズ M. シュルツ美術館の理事長でもあるジーン・シュルツとチャールズ・シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツのクリエイティブ・ディレクターのペイジ・ブラドックが来日。

オープンに先駆け4月21日(木)には「SNOOPY MUSEUMTOKYO」館内にてジーン・シュルツとペイジ・ブラドックによるプレスインタビューが行われ、4月23日(土)にはオープニングセレモニーが行われた。

セレモニーでは、妻ジーン・シュルツをはじめ登壇。「日本のみなさまに感謝を申し上げます。」と開館の喜びと感謝の挨拶を述べるとスヌーピーが会場に登場、テープカットが行われた。

4月21日(木)に行われたプレスインタビューでは、ジーン・シュルツから「この度、九州の一連の震災につきまして私共一同大変悲しく思い、今がたいへん苦しい時期だと思います。日本のみなさんに対し、心よりお見舞い申し上げます」と最初にコメント。また、オープンすることについて「今までになかった新鮮な形でチャールズ M. シュルツの作品をまた紹介することができ、ようやく完成バージョンを見ることができて感無量です。」と2人とも嬉しさを滲ませていた。さらに今回の企画から構想を全部まとめてもらった草刈大介(スヌーピーミュージアム、クリエイティブ・ディレクター)に対しての感謝の意を示すとともに「何よりも日本のファンの方々には本当に感謝をしている」とメッセージを贈った。

sub4

それぞれのお気にいりや見所については、新たに発見されたチャールズ M. シュルツの秘蔵コレクションから彼に纏わる様々な思い出の所有物なども展示されていることを語り、中でもプレスインタビューが行われた会場の壁一面に展示されている1951年から1957年に描かれた4452枚の白黒コミックでチャーリー・ブラウンとスヌーピーを描いた「3D ピーナッツ」とチャールズ M. シュルツが「ピーナッツ」を描いて、作品について語っている様子を収めた貴重な映像をジーン・シュルツがオススメすると、ペイジ・ブラドックは「印刷では絶対に伝わらない筆使いやペンの先の使い方など、原画ならではの醍醐味を見てほしい」とジーン・シュルツが自ら選んだという「愛しの」ピーナツ原画60点をオススメした。

sub5

また、ご主人との思いれのある作品はあるかとの問いには、照れくさそうに「バレンタインに夫が私に贈ってくれたバレンタイン記念の原画」とコメント。この原画は、1985年のバレンタインデーに夫から贈られたもので、タイプライターで手紙を書くスヌーピが描かれ、赤いハートと「バレンタインおめでとう」というメッセージを添えられたもので、世界で初めての公開となる。

sbu6

sub7sbu8sub9sub10そのほか、ミュージアムの入口には姿の違う5体の「ウェルカムスヌーピー」が来場者を出迎えてくれたり、ミュージアムショップ「BROWN’S STORE」ではぬいぐるみ、ステイショナリー雑貨など、幅広いジャンルのオリジナルグッズを500点以上ラインナップ。さらに昨年10月、目黒川沿いにオープンした一軒家カフェ「PEANUTS Cafe」がプロデュースする「Cafe Blanket」では西海岸テイストたっぷりのフードやドリンクも楽しめる。

ラストにジーン・シュルツは「じっくりと決して駆け足ではなく、じっくりと時間をかけて、目を凝らしてご覧いただけると思わぬ発見がご覧頂けると思います。多くの人に訪れてもらって、ハッピーな気持ちになっていただければいいなと思っております。」とコメントした。

「SNOOPY MUSEUM TOKYO」は2018年9月までの期間限定で、チャールズ M. シュルツ美術館が所蔵する貴重なコレクションを、半年ごとの企画展で次々と公開。さらに、入場した人すべてに「メモリアルチケット」がプレゼントされる!メモリアルチケットには、チャールズ M. シュルツが50年間で描いた17,000を超すコミックのなかから、入場された日に発表されたコミックが印刷されており、栞としても使用できる。

ジーン・シュルツは生前のチャールズ M. シュルツが絵を描くにあたって、心がけていたことのひとつとして「絵を描くということは、ただ腕を動かすことではなく、自分の心と精神のすべてを注ぎ込むことである」と明かしていたように、作者、故チャールズ M. シュルツが1999年12月に引退を宣言するまで、自身の想いや感情を『ピーナッツ』を通じて魂を注ぎ込み描き続けてきた作品だからこそ、今もなお世界中から愛され続けている作品なのではないだろうか。チャールズ M. シュルツが作品を通じて伝えたかった想いと、それを見守り支え続けてきた妻ジーン・シュルツやチャールズ M. シュルツ美術館のスタッフの想いをこの機会に触れてみることをオススメする。

詳細
スヌーピーミュージアム
開館期間:2016年4月23日~2018年9月まで開館予定

オープン記念展「愛しのピーナツ。」
会期:2016年4月23日(土)~9月25日(日)会期中無休
日時:10:00~20:00(入場は19:30まで)
チケット
前売り券:一般1,800円/大学生1,200円/中学・高校生800円/4歳~小学生400円
当日券: 一般2,000円/大学生1,400円/中学・高校生1,000円/4歳~小学生600円
※当日券は前売券の販売状況に余裕がある場合にミュージアムで販売します。
※スヌーピーミュージアムは、日時指定の予約制です。
http://l-tike.com/event/snoopymuseum/

住所:東京都港区六本木5-6-20
電話:03-6328-1960(10:00~20:00)
※東京メトロ六本木駅より徒歩7分、麻布十番駅より徒歩10分
公式サイト:www.snoopymuseum.tokyo

© Peanuts Worldwide LLC